国有地を格安購入できた経緯に忖度はあるのか?忖度の危険。
安倍首相夫人側からの問い合わせにより、お役人の忖度があったのかどうか。
ここをはっきりさせることが非常に重要。
なぜ重要か?
今回の国有地を格安で購入できた経緯が明確になるだけじゃなくて、忖度が大きな危険を含むものだからだ。
そもそも忖度とは
→他人の心をおしはかること。
極めて日本的。
これこそ感情的判断。
忖度する人はさも対象となる者のために行動しているようだが、その実、自身の立場を守るための行動。
忖度の何がいけないか?
他人の心を読み間違えているかもしれないだけでなく、
忖度で手続きが消失する。
これが重大なデメリット。
手続きは感情的判断の暴走を食い止め、理性的判断をするための手段。
手続きが消失すると責任の所在がはっきりしないまま、物事が進行し、戦争のようなひどい結果につながる危険がある。
忖度の有無ははっきりさせて、あったのなら再発がないよう、ルールを徹底する必要が出てくる。
行政機関というのはルール執行のために
理性的判断をするところで、
感情的判断をするところではない。
だから感情的判断である忖度は持ち込むべきではなく、
お役人はきちんとした手続きや指揮系統の下で行動すべきなのだ。
それにしても、
お役所ではルール執行といって私たち国民にはハンコ一つ抜けてても書類を受け付けないくせに、
今回の森友学園の土地購入に関わった役人は書類すら残していないという。
それなら全く職務怠慢だ。
あるいは
ルールにのっとった正式な書類はなくても、
非公式な書類はあるのでは?
佐川財務局長にはぜひ提出していただきたいもの。
じゃないと職務怠慢だから、税金から出ている給料返金して欲しい。
森友関連↓
理性的判断と感情的判断↓