「戦闘」を「武力衝突」といっちゃう稲田防衛大臣、憲法を骨抜きにしようとする意図が見え見え!
南スーダンのPKOに関して、陸上自衛隊から「戦闘」が報告されていた問題について、稲田朋美防衛相は「戦闘行為」を「武力衝突」と言い換えた。
しかもその言い換えた理由について、ぬけぬけと
「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」とおっしゃった。
言葉さえ問題なければ、事実は関係ないとばかりに。
重要なのは事実。事実が憲法に合っているか?だ。
事実は無視し、言葉だけを求めるなら、憲法に記された言葉は無力になる。
こんなふうに安倍政権になってから、
憲法が次々と骨抜きにされている。
憲法は一般の法律のように私たちをルールでしばるためにあるのではない。
憲法は力の弱い私たちを守るためにある。
強い力を持つ悪いリーダーによる悪い命令から私たちを守るために。
憲法はリーダーをルールでしばるものである以上、
国を自分の都合の良いようにコントロールしたい者にとっては邪魔なだけ。
彼はできるだけ憲法を骨抜きにし、
今度は国民をしばるルールを国民に押し付ける。
それが彼の目指すところ。
どんなに立派な憲法があっても、
私たちが当たり前と思って私たちの憲法を護ろうとしなければ、
憲法は私たちを守ることができなくなってしまう。
忘れたくないし、子どもにも伝えたい。
今の生活は現憲法に守られた結果、存在することを。