いつか晴れてほしい空2

ママが社会、教育、生き方について思うあれこれ。

「しかたない」は大人の証拠?

うまく結果がでなくて、

あきらめたいと思った。

 

あきらめたら

楽だよな〜

だってそのこともう考えなくて済むのだから。

 

 

常々疑問あり。

 

「しかたない」と
諦めること、
やらないこと、
立ち向かわないことは
簡単なことなのに。


日本ではそれが大人の振る舞いだとされると。
それは、ただの飼い慣らしの結果であることに気づいてはいない。

 

モンスタークレーマーが生まれる原因と対処法

マクドナルドの前で中年男性が若い店員に吠えている。

商品を間違えたようだ。

店員は正しい商品を渡してひたすら謝っている。

どうみても問題は解決しているのに

中年男性は吠え続ける。

店員の人格攻撃まではじめた。

 

詳しい事情は図りかねるが、

1000未満の商品を購入した客に対して、

時給1000円前後の店員が長時間謝っている。

 

この客にはそこまで言うほどの権利はないし、

この店員にもそこまで言われるほどの責任はない。

 

割に合わなさすぎ。

 

最終的には近くにいた別の男性が

「うるさい!」

と中年男性に怒ってお開きとなった。

 

そもそも

お客「様」はおかしい。

患者「様」はもっとおかしい。

 

give and takeの関係で

対等な関係なのだから。

 

福沢諭吉は「学問のすすめ」でこういっている。

現代風にわかりやすくいうと、

町人百姓が年貢を納め、代わりに政府が彼らを保護するのは政府の商売柄、当然の仕事だ。これを御恩というべきではない。

等しく恩のあるものならは、一方より礼を言って一方より礼をいわないのは理にかなっていない。

 

海外のお店ではスマイル一つない。

むしろ、こちらが「売ってもらっている」くらいの感覚になる。

お店側がそんなに偉そうにする必要もないけれど、平身低頭する必要もない。

 

平身低頭しているから、勘違いモンスタークレーマーモンスター患者が生まれる。

 

 

学問のすゝめ (岩波文庫)

学問のすゝめ (岩波文庫)

 

 

小学生の息子が女の子とばかり遊んで心配。。

息子が女の子とばかり遊んでいる。

女の子のグループの中で男の子1人。

就学前からその傾向があった。

本人は男の子とも少しは遊んでいるというけど。

 

大丈夫かな?

まだ低学年だからこんなもんかしら?

将来、男の世界でちゃんとコミュニケーションとれるかな?

よく女の子に間違われるけれど、心も女の子だったりして⁈

”すみっコぐらし”が好きとかいっているし。

 

型にはめられたり、型にはめたりするのは好きじゃないのに、今息子を型にはめようとしている。『同性同士で遊ぶものだ。』と。

 

頭ではわかっているけれど、

モヤモヤがとれない〜!

 

すると、息子が突然、私に向かって

お尻ぷりぷりダンスをはじめた。。

まさに'クレヨンしんちゃん'そのもの。(クレヨンしんちゃんは見せてないのに全く同じ)

 

これを見て、これは女の子はやらない。

大丈夫、息子は男の子だ!

と妙に納得&安心してしまった。

 

このポーチは人気でいつも売り切れている。

こどもにせがまれ、わざわざ注文して購入した。( ´ ▽ ` )

       ⬇︎

 

すみっコぐらし ぽかぽかねこびより ぬいぐるみポーチ

すみっコぐらし ぽかぽかねこびより ぬいぐるみポーチ

 

 

勇気を出してはじめの一歩を踏み出す。

かねてより関心があったけれど、

踏み込んだことのなかったところに、

わずかな一歩を踏み出した。

 

わずかな一歩だったのだけれど、

勇気がいった。

全然畑違いだし。

なんで来たの?と思われるかな。とか。

 

でも、この一歩を踏み出さなかったらその方がヘタレっぽくて後悔しそうだし、

私って変わってるし、と開き直り、

えいっ!と踏み出した。

ちいちゃな、ちいちゃな始めの一歩。

 

踏み出したら、

ぱあっと視界が開けるなんてことはなかったけれど、

その先のまた小さな一歩が見えた。

 

今回踏み出した一歩でさえ、知らない世界が垣間見えた。

知らない世界を知るって楽しい!

 

 

 

親子でディスカッションはいかが?ー「こども哲学」

最近では中学受験でも

自分の考えや意見を作文で述べたり、

ディスカッション形式で発表したりすることが

求められているようです。

 

以前、フランスの幼稚園で哲学対話に取り組む様子を追った映画、

ちいさな哲学者たち」という映画を観ました。

その映画ではなんと3歳から!対話を開始していました。

自由に考え、考えたことを言葉にするのに長い時間が必要でしたが、

2年後にはディスカッションらしくなってきました。

未就学児が

「自由ってなに?」とか「死ぬってどういうこと?」とかについて

自分の考えを言葉にしたり、他人の考えに耳を傾けたりしていました。

あるテーマについて考えたり、考えて言葉にするのに早すぎるということはないのだと感じました。

 

自分で考えたり、

他人の考えに耳を傾けたり、

他人から刺激を受けたり、

さまざまな考えがあると知ったりすることは

人生の様々な困難を前に柔軟に考え、

人生を生き抜く力につながるでしょう。

また、考えの違う他人に対して寛容な精神が育まれるでしょう。

 

人生の困難とはすでに小学生からあり、いじめや友人関係、親子関係、規則などが考えられます。そのときにどう考えるかというヒントになります。

 

さっそく子供に哲学対話をやってみようと考え、見つけたのがこの本です。

もちろん私は哲学対話なるものをやったことがないのだけれど、

この本なら、親子で読んで対話ができます。

例えば、本にある「いつも、みんなとおんなじ考え?」という質問をこどもにして、子供が答える。その後、『ほかの子の意見もみてみよう』と本にある、いくつかの意見を一緒に読んでみる。一緒に考える。

という使い方をしています。

全面カラーで楽しく読めます。

 

生き方、考え方を親子でゆっくり考える時間を持つのもいいかもしれない。

 

 

いっしょにいきるって、なに? (こども哲学)

いっしょにいきるって、なに? (こども哲学)

 

 

 

論理的思考が身につく『不思議の国のアリスの算数パズル』

 

”実際には読んでいないのに、読んだふりをしている本は、どんな本か?”

という調査を英BBCが昨年実施した。

1位は『不思議の国のアリス

2位は『一九八四』ージョージ・オーウェル

東京新聞よりー

 

 

だそうだ。

私は『不思議の国のアリス』について

読んだふりというよりは、読んだつもりになっていた。

小学生の時家に『ふしぎの国のアリスの算数パズル』があったから。

”これが不思議の国のアリスか~作者はパズルが好きなのね。おもしろい本だ。”

と思っていた。

よく読めば表紙に不思議の国のアリス』をもとにしてって書いてあるのだけれど。。

 

さてこの本、小学生の時、私のお気に入りでした。

論理的なパズルが40題近くあり、

だいたい一回で解けないから、本を何度も何度も開きました。

 

お気に入りの問題は、こんな感じ

道が2本にわかれていて、一方は「正直村」へ、一方は「うそつき村」に通じている。アリスは正直村にいきたいが、どちらが正直村だかわからない。分かれ道に、どちらの村人かわからないが、一人たっていた。どのように道をきけばよいか?(質問は1回きり。正直村人はいつも正直に、うそつき村人はいつも逆に、「はい」か「いいえ」のみで答える。)

 

 

小学校3年生以上くらいから楽しめます。

もちろん物語はそれ以前から楽しめます。

 

 

ふしぎの国のアリスの算数パズル (やさしい科学 (別巻1))

ふしぎの国のアリスの算数パズル (やさしい科学 (別巻1))

 

 

 こんなゲームも楽しく論理的思考を鍛えられます↓

 

itusora.hatenablog.com

 

 

 

 

 

トランプ大統領による米入国規制へ反発

トランプ米大統領イスラム圏7か国からの入国禁止を決めたことに対し、様々な主要企業やメディア、州、省から反発が上がっている。

内容の深刻さ、緊急性から考えて、当然の反応だろう。

けれど、アップルやグーグル、フェイスブック、ゴールドマンサックス、テスラ、ワシントン州、司法省のトップなどが、自身の処遇をかえりみることなく、規制反対の立場を明確に示す姿にアメリカの底力を感じる。

 

日本で同様の事態になったときに、

果たしてNO!という声が企業や省、自治体、メディアから上がるだろうか?

 

新藤宗幸さんの「政治をみる眼」という本によると、

『日本には権力そのものに従順な政治文化が存在する。日本の保守主義の基底にあるのは「ムラ社会」であり、それゆえの権力への同調である。明確なイデオロギー、政治信条に裏打ちされたものではない。』

とある。

今、安倍政権が支持されているのは、政策うんぬんよりその「強さ」からだろう。

 

強い者にまかれる・まかれろ、という日本社会では強い者へのNO!を期待するのは難しいかもしれない。

 

 

政治をみる眼 ―次の時代を動かす君たちへ―

政治をみる眼 ―次の時代を動かす君たちへ―

 

 

こどもが学びの楽しさに目覚めたかも⁈

「宿題終わったから遊んでいい?」

そういうと子供は以前に浜辺で拾ってきた貝殻を箱から取り出した。

 

この箱には拾ってきた貝の化石の他、先日せがんで買ってもらったアンモナイトの化石や石器が作れそうだからと拾ってきたなぞの石がどっさり入っている。

子供にとっては宝箱か何かのようで、時々箱から取り出して触っている。

何をやっているかはよくわからないけど。。

 

今日は「貝の化石を比べてみるんだ!」と言っている。

「おもしろそうだね〜あとでお母さんに教えて〜」とだけ答えて、私はあんまりかまえなかったんだけど、

しばらくしたら、子供がノートを持って

「ねぇ見て見て!」と言い、

「貝を似た形で分けて、それから比べたんだよ。こっちの貝は・・」と得意そうに嬉しそうに説明し始めた。

 

ノートには似た形の貝ごとに形とか触り心地とかを比べた文が書いてあり、それぞれのかたぬきした写真まで貼ってある。

まるで自由研究…どうしたんだ?

やれなんて一言も言ってないのに。

嬉しい驚き!

自分でやれることが増えてきたからなのかな?

成長しているんだね。

全然机上の勉強はやらないけど。(これはこれで困ってる)

 

こどもには、

「自分でやろうって思いついて、やり方考えて、ノートの書き方も工夫してすごいね。このノートは一生の宝物だね。」

と伝えた。

 

これからも「学び」が楽しいことにどんどん気づけるよう見守っていきたいな。

 

ちなみにアンモナイトの化石は博物館で300円で買った一円玉大の小さなもの。だけどこんなに小さくても一億年も昔とつながっていると思うとなんだかワクワク、不思議な気持ちになる。

 

アンモナイト 化石 古代生物 虹のような玉虫色 班彩螺 (1個)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小池都知事の政治塾は有権者の政治意識を高め、投票率アップにつながっている。

先日の議員さんのお話しではやはり、30代以下の投票率は低いということだった。

 

 

itusora.hatenablog.com

 

そこで、若い?立場で若い人が選挙に行かない、行けない理由を考えてみた。

 

・自分のこと(仕事、遊び、家族)で忙しい。

・普段から政治に関心がない。

   または、政策について理解できない。

   だから誰に投票したら良いかわからない。

・政治に対する無力感から誰に投票しても同じと感じている。

 

このような状態で選挙のときだけ「行け」と声かけしても、長期的に、質的にあまり効果がないのではと思う。

 

もちろん、行かないよりは行った方がいい。その経験がきっかけで政治に関心を持つようになることもあるだろうから。

 

ただ、若い人に限らず、政策うんぬんより「印象」で投票している人は少なくないだろう。

動機が弱いため、次回の投票行動につながるかどうかもわからない。

 

時間を要するとしても、やはり、普段から政治に関心をもつ機会が必要だ。

 

どんな方法があるだろうか?

 

 *政治塾*

小池都知事は候補になりたいかどうかに関わらず、政治を学びたい、ごく普通の多くの人々へ政治の門戸を大きく開いた。資金集めだとかいろいろの政治的事情はあるにせよ、このことは政治を身近に感じ、考える機会となっていると思う。政治家や専門家、仲間に出会ったり、政治を実在のものとしてとらえられる。テレビで完全に傍観者となって(インプットのみ)政治について考えるよりも実際にお互いに自分の考えを交換すると(インプット&アウトプット)政治がぐっと近くなるだろう。政治塾に参加した人が周りの人に話題にしたりすると、周りの人にもいい刺激になる。

 

*市民どうしの政治勉強会*

以前に市民の勉強会に参加したことがある。数人の発表者が10冊くらいテーマの関連本を読み、発表し、知識をある程度共有する。その後、全員でディスカッションという形式だった。だいたい世代は私と同年代〜大学生。政治を考え、各テーマについて大雑把に学ぶには良かった。知識ゼロでも大丈夫。個人的には素人だけで話しても限界があると感じた。

 

*議員開催の報告会*

こういった報告会でも意見交換が活発に行われているようだ。議員と直接会って政策を聞いたり、意見交換したりするのは大きな刺激になるだろう。〜報告会のような堅苦しいネーミングではないと若い人も行きやすいかも。。まぁその前に宣伝か。

 

こうした機会が投票率アップにつながるだろ。

 

 

 

 

 

 

銀河鉄道の夜に心洗われる。

 銀河鉄道の夜は学生の時に読んだことがあった。

 文体が難しくて、なかなかすっと入ってこず、主人公たちの名前もカタカナで親しみももてず、情景を思い浮かべられなかった。読むのに苦労して、とても長い話のように感じられたの覚えている。以来、敬遠していた。

 けれども、どこかでその世界観を感じとりたいという気持ちがあり、こどもに読み聞かせる形で再読した。

 すると、一文が長くて決して読みやすくはなかったのだけれど、その並べられた言葉と表現の美しさに、何度も声に出して読みたくなった。言葉そのものがキラキラと透明な輝きを放っていて、読み手の心を洗い流すようだ。

 しかも、ただキレイな言葉が並べられているのではなく、銀河の星座をめぐる鉄道の旅は知的でおもしろい。

 

 言葉の芸術ってこういうのをいうんだろうな。

 

こどもはというと、星座好きも手伝っておもしろかったようで、読んで読んで!とせがんでいた。

 

全て漢字にふりがながふってあり、こども1人でも読めます。

 

銀河鉄道の夜-宮沢賢治童話集3-(新装版) (講談社青い鳥文庫)

銀河鉄道の夜-宮沢賢治童話集3-(新装版) (講談社青い鳥文庫)

 

 

 

中学受験のメリットとデメリット

私ごとだけど、私は中学受験をしてない。

小学生の頃は勉強しなさいとか言われた記憶はなく、勉強をガツガツやった記憶は全くない。

負けず嫌いだったのと百点とると親が喜んでくれるからうれしくて、(点数が悪くても残念そうな顔をするだけで、それで、怒られたことはない。でも、一番悔しいのは私自身だった。)

言われなくとも毎日1時間くらいは勉強していて、学校の勉強は問題なかった。勉強は好きだった。

一度、クラスのみんなが行ってた進学塾にお試しで行ったけれど、つるかめ算の公式?を覚えるの理由がわからなくてすぐに辞めた。

 

そんなわけで毎日のように仲良し4人で外や家で遊んでいた。遊んで楽しかった記憶しかない。

近くのほとんど森のような公園で秘密基地を作ったり、秘密の通路を見つけたり、虫や植物を観察したり。駅伝の練習もした。

家の中では百人一首したり、ボードゲームしたり、トランプしたり、かくれんぼしたり。すでに世の中ではテレビゲームは大人気だったけどほとんど遊ばなかったな。

夏休みは毎朝近くのプールで泳ぐことから始まり、午後は外で遊ぶ。

 

今でもこの4人で会って今度は子ども同士を遊ばせてる。

 

小学生のときさんざん遊んで、勉強を嫌いになることもなかった。だからこそ中学、高校と楽しく、集中して勉強でき、進学できた気がする。

 

 私の周囲は中学受験経験者が多く、

彼らは中学受験は当然という考えだ。

 

最近は、先日記事にしたような「学び」を重視したような学校もあるようで、とても魅力的だ。試験も自分の考えを述べるような形式のようだ。高校受験がない分、思春期をのびのびと過ごせるのかもしれない。

 

でも、と思うのだ。

中学受験のデメリットは?

受験勉強に追われて子ども時代ののびのびとした時間は失われてしまう。

あの時間は私にとっては宝物のような時間で、今の私にどんな影響を与えているのかはわからないけれど、確実にいい影響を与えている。だから私は「変わってる」と言われるのかもしれないけど。。

 

私に良かったことが私の子どもに良いとは限らない。以前と遊ぶ環境が変わってしまったというのもある。私が好きだった森は木がほとんどきられ、すっかり見通しの良い「安全な」公園となっていた。そこに秘密などなく、面白さもない。

 

子どもの性格を見ながら、慎重に決めていきたい。

 

 

中学受験が子どもをダメにする (幻冬舎ルネッサンス新書)

中学受験が子どもをダメにする (幻冬舎ルネッサンス新書)

 

 

国会見学して議員と話す。

さて、最後は議員さんの事務所見学&意見交換です。今回の見学者は少なかったのでたくさんお話しできました。

 脱原発し、ドイツのようにエネルギー変換をしたり、技術革新により、電力使用量そのものを減らしたり。そういえば、先日NHKでドイツでは蓄電池が発達し、安定的に再生エネルギーから電気を得られるようになってきたとやっていました。

 また、有権者が賢くならないと良い政治家が選ばれないという話しもでていました。地方では違法すれすれのことができる人でないと選ばれないようです。以前、アフリカの中学校で生徒会長を選ぶ選挙のドキュメンタリー番組をみましたが、クリーンでキチンとした考えを持っていた候補がキチンとした考えももたず、生徒にお菓子を配った候補に敗れました。有権者が賢くないから。

 政治家に文句を言う前に私たち有権者が賢くなるべきだと思うし、そこでやはり重要なのは教育なのでしょう。答えのない社会の問題について子どものころからより良い選択は何か?を問い続けることです。学校でも家庭でも社会でも。大人子ども問わず、常に政治を身近に感じられるようなしかけもいいかもしれない。小池都知事の政治塾のように門戸を大きく広げて、特別ではない普通の人々が気軽に学べる場を提供したり。こういうことが投票率アップにもつながるし。あんなにたくさん入塾したのをみると実は政治を学びたい人は結構いるんじゃないかなと思います。ただ、どうしたらいいのかわからないのが現状というか。

 

 他の見学者も政治に関心がある方ばかりで、いろいろな意見が聞けて面白かったです。

 

 そんなこんなで政治が身近に感じられたし、刺激になったし、とても充実した見学会でした。

 

オススメです!

 

国会見学編はこちら

 

itusora.hatenablog.com

 

スコットランドヤードと立体四目ゲームーおもしろいボードゲームで子どもとコミュニケーション

堅い話ばかりだと疲れちゃいますので

たまには息抜きも必要です。

 

我が家では年末年始など人が集まると、

必ずボードゲームをします。

 

私が小学生の頃、夢中になって毎日のようにやっていたゲームです。

 

スコットランドヤードです。

5、6人いるとベストですが、3、4人でも遊べます。

最近、スコットランドヤード東京というのも見つけたので買いました。

ルール:1人の怪盗x、残りは警察となってxを捕まえるのが目標。街全体に駅が散らばり、網目状につながっています。そこをタクシーや地下鉄、バスのチケットを出して移動していきます。乗り物によって進める駅が異なります。xも移動して逃げていますが、たまに姿を現すことになっています。xが使ったチケットなどから駅を推測して追いかけます。警察のチケットは枚数に限界がありますので、その前にxのいるところにたどり着いたら警察の勝ちです。xは心理作戦を駆使するのがおもしろいところ。

スコットランドヤードも東京ヤードも地図が違うのでそれぞれ楽しめます。どちらかというとスコットランドヤードの方が楽しいかな。

 

 ラベンスバーガー スコットランドヤード東京 266357

 

ラベンスバーガー スコットランドヤード東京 266357

 

 

 Ravensburger スコットランドヤード

 

Ravensburger スコットランドヤード

 

 

それから最近子どもが立体四目というパズルゲームに夢中になっています。

1:1で対戦し、たて、よこ、ななめに同じ色が4個そろえば勝ちという単純なルールで、誰でも楽しめます。勝敗は五分以内につくし、小さいので狭い所でもできます。簡単な割に奥深くて、ちょっとした空き時間に頭の体操ができます。

 

 

立体四目 ゲーム / 立体4目

立体四目 ゲーム / 立体4目

 

 

 

ボードゲームパズルゲームも相手があってのものだから、いいコミュニケーションにもなりますよね。

 

 

 

 

 

 

 

国会議事堂見学して国会傍聴した。

 議員が開催する国会議事堂見学に行ってきました。

こんな流れでした。

 

午前中は国会議事堂見学

昼食は食堂で国会弁当を食べて

午後は予算委員会の傍聴

最後に議員と意見交換

 

 見学では小学生の団体がたくさんいました。私のような一般見学者もたくさんいました。小学生のとき見学に来たのかなぁ?全然覚えていないです。(^^;)個人でも見学できるようです。一般見学者の通る道を議員さんも普通に歩いていて、顔を知っているような有名な方ともすれ違いました。

 

 昼食は二階の議員食堂で、やはり議員さんたちが普通に食べていました。内容の割にはお手頃価格でした。おいしかったです。

 

 午後はお目当の傍聴と意見交換です。

 まずは予算委員会の傍聴です。

 部屋が狭いので傍聴席は30席もなく、近い位置から見ることができます。

総理など見知った顔がよく見えます。

テレビで観るのと違って、臨場感が面白いです。内容も内容だっただけに夢中になって観てしまいました。

 

玉木議員:三世帯住宅の補助金について効果が認められていない(利用者が少ない)のにもかかわらず、将来に借金をしてまで増額し、継続するのはなぜか?

安倍総理:将来の資産形成となる。

玉木議員:補助金が出るのはそもそもバス・トイレ2個ずつ設定が条件で、富裕層の資産形成の補助となっているから、子供国債の方が良い。

 その後、細野議員による天皇退位に関する質問で安倍総理本人の意見を何度となく、求めたが、「例の」有識者に任せているので私は答える立場にありませんの一点張りでした。

 

とこんな感じでした。

 

 有識者は国民の代表でもなんでもないので、国民の代表の最たる存在の安倍総理御本人の意見の方が重要なのに。

 政治家の仕事は陰で大声出すのではなく、皆の前で大声を出すことじゃないのかな?

 

長くなりそうなので次回に続きます。

 

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自分が過労死しないために学ぶー「学ぶとはどういうことか」

電通の過労死について考えたこと。

 

再発防止のために

雇用側の意識の変化は当然だが、

雇用される側も防衛のために意識の変化が重要だ。

 

企業や組織の誰かが決めた過労マニュアルを習得すること、あるいは世間のいう「勝ち組」になることが唯一の正解だと盲目的に思い込むのではなく、

そのような価値観を疑い、考える意識の変化だ。

”自分にとっての真の幸せをもたらす生き方は何か?”

 

 

佐々木毅さん(東大元総長)の『学ぶとはどういうことか』という本によれば、「勉強」、「学ぶ」は次のように説明できるそうだ。

 

「勉強」・・手本と回答がある。受け身。『わかっていること』の再確認。判断力と行動に限界がある。手本やマニュアルを誰よりも早く習得する→学校秀才

「学ぶ」・・『わかっていること』を『疑い』、『わかっていないこと』に挑戦すること。自発性を伴う。危機や非常時、想定外を乗り越える判断力と行動につながる。

 

「勉強」がないと「学ぶ」ことができないが、「勉強」をしていれば「学ぶ」態度が自発的にでてくるとも限らない。

多くの人が「勉強」でとまったまま満足している。

 「学ぶ」ことが自身の人生の危機を乗り越える力となるだろう。

 

かくいう私も、社会人になって人生の危機を前に初めて、「学ぶ」ことに出会い、乗り越えることができた。私にとって、もっとも大切なものを失わずに済んだ。

 

「勉強」だけでなく、「学ぶ」ことにも目を向けてみたら過労死から身を守ることができるかもしれない。

 

さて、この本を読んでみて。

日本は明治維新と戦後と大きく社会体制が変わったけれども、それは内部からの変化というより外圧による変化だった。「勉強」は得意で熱心に取り組むが、「学ぶ」ことがない結果なのだろう。「勉強」は既存の価値や権力に忠実なのに対し、「学ぶ」ことは既存の価値や権力への挑戦で、リスクが伴うからだ。また、「学ぶ」環境が整っていないからだ。

生産過多で地球環境の限界もきている中で日本がこのままこれまでと同じように前に進むことはできない。考え方や価値観の変化が必要で、このとき「勉強」だけではなく、「学ぶ」ことが力になる。

だから、「学ぶ」態度を引き出す教育環境を整えることが必要だ。

受験や就活、過労など目の前に次々と迫る課題に追われることなく、「学ぶ」時間を確保できるようにする。小学生の頃から「勉強」とともに「学ぶ」態度の基本である、答えのわからない問題について考える機会を多く設ける。社会の「学ぶ」態度への寛容さも重要だ。

「学ぶ」ことがみらいにつながる。

 

 

学ぶとはどういうことか

学ぶとはどういうことか

 

 

 電通の過労死事件があったにも関わらず、こんなのがまかり通ってます。↓

 

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