みんなと同じじゃなきゃダメ?みんなと同じを強制する先生
小学校で先生に子どもが
「みんなやってるよ。」
と言われるという。
つい大人が言いがちな一言だけれど、
権力者によって発せられる、この言葉の持つ力は大きい。
『大多数がやっていることは無条件に正しいからあなたも従いなさい。』
ことを意味する。
そして、より憂慮すべきなのは、こどもから考える機会を奪っていること。
大多数がやること信じるものは必ず正しいのか?
その大多数が考えない大多数ならどうか?
みんながやってるからやっているだけで深く考えていなかったら?
一人一人がよく考えずにやった行為だとしても、数が集まれば大きな力となってしまう。
先の大戦を思い出せば、
大多数も間違えることがわかる。
だから、みながやってるからという理由でやるのではなく、面倒でも常に『その理由は何か?』を考える必要がある。
子供の頃から考えるクセをつけることが大事。
先生には
「みんなやっているよ。」
ではなくて
「なぜやる必要があるのか?」
と聞いて欲しい。
こどもたちが
考えない従順な大人ではなく、
自分たちのために自分たちの国のためにより良い選択ができる大人になるために。