2017-04-14 桜の花びらの冒険 子どもの教育 社会、政治 春の優しい風に吹かれて 川沿いの桜並木から花びらが舞う、舞う。 太陽の光と川の水面に反射した光に きらきら照らされながら、散る、散る。 川のみなもに舞い降りた花びらは 川の流れでひとすじの桃色の道となる。 やがて海へとたどり着く道となる。 たくさんの花びらにはもう生命はない。 でも、生命をもっているかのように 春風に促されて 母なる大きな木から飛び立ち、 川の道をずんずん進んでいく。 はるかに広い海を目指して。 この桜の花びらの冒険が、 春という始まりの季節にぴったりだ。 なんだか嬉しくなって 長い間、舞い散り流れる様子に見入ってしまった。