怒りを感じてもいいんだよ。ー「普通がいい」という病
『「普通がいい」という病』ー泉谷閑示
という本を読んだ。
「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)
- 作者: 泉谷閑示
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/21
- メディア: 新書
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精神科医の先生が書いた本で、
はじめだけ読んで精神疾患の話かと思って中断していた本だ。
しばらくぶりに読みすすめてみると精神疾患の専門的な内容というよりは誰にでも通ずる哲学的な内容だった。
「怒り」に対する見方が変わった。
「怒り」は大切な感情だと知って腑に落ちると同時に気が楽になった。
時々ふとした瞬間に過去の出来事に対する「怒り」がこみあげてくることがある。
「怒り」の感情を抱いている自分に自己嫌悪を感じて、あわてて「怒り」にふたをする。
だけど「怒り」は感じてもいいんだ。
ふたをしたりせずに、ノートでもなんでもいいから「怒り」を吐き出しちゃえ。
「怒り」の向こうにありのままの自分の心があるから。