専業主婦は活躍しているとはいえない?
安倍政権は『一億総活躍社会』(戦前の『一億総動員』みたいでキモチワルイ)を掲げているけれど、
この『活躍』には外での労働のほか、家事労働での活躍も指すのだろうか?
これは外の労働での活躍のみを指しているそうだ。
専業主婦のこれまでの家事労働での活躍は『活躍』とは認められないということ。
私から見れば、外で労働する女性も専業主婦もどちらも『活躍』しているのは間違いないのに、
なぜ、専業主婦の活躍は認めてもらえないのだろう?
専業主婦の家事労働には金銭が発生しない。(この状況を『逃げ恥』では『愛情の搾取』といっていた)
だから、労働ではないとか、楽だと考える人も少なくないけれど、
外注したらそれは労働と呼ばれ、その内容や拘束時間からみて、大した金額になる。
家事労働は立派な労働なのだ。
今、安倍政権によって女性の活躍の仕方を選ぶ権利が奪われている。
「活躍の仕方を選ぶ権利が奪われる」ということは「生き方を選ぶ権利を奪われる」ことだともいえる。
自分に合った活躍の仕方、生き方があるし、家庭の事情もある。
外で労働しないのはダメという価値観を押しつけては、
家で十分に育児をしたいという人や親の介護で働けない人が後ろめたさを感じなくてはならなくなるだろう。(ちなみに安倍政権は憲法改正案で「家族の問題は家族だけで解決するように」といっている。「外で労働しないとダメ」と「家族だけで解決」の両立は不可能。)
何よりも怖いのは『一億総活躍』が『一億総動員』になる日だが・・
参考↓