多数派は正しい?
少数派を「正義」をふりかざしてたたく人がいるけれど、
そこには「正義」を隠れ蓑にして、多数派に付随する「強さ」を利用して優越感に浸りたいというズルイ心しかない。
そもそも多数派は「正しく」て、少数派は「間違っている」のだろうか?
民主主義のデメリットは
多数派が「正義」と勘違いすること。
多数派が「強い」のは確か。
「強い」者が「正義」を定義する現実を見れば、(イラク戦争でアメリカがイラクを証拠もなしに一方的に悪と決めつけて、攻撃したことなどを考えてみて)
多数派は「強い」ので「正義」だということはあるかもしれない。
でも、真の意味では「正義」とはいえない。
「正義」なんて絶対的なものはない。
立場が違えば真逆にもなるのだから。
だからって「正義」について考えなくてもいいわけではない。
常にその時その状況、立場での「正義」を
人数が多いとか他の人がどうかなどに惑わされる事なく、
自分の頭で考える習慣が大事。
難しいのはその「正義」が自分の頭で考えたつもりでも、
たんなるマスコミの刷り込みかもしれないってこともあること。ここ注意。