『不完全』はおもしろい。

『完全』は素晴らしいし、完結した美しさがある。 だけど、それ以上でもそれ以下でもない。 『完全』には未来はない。 どんな想像も入り込む余地はない。 だから、退屈だし、拒絶するような冷たさがある。 『不完全』には未来がある。 いかようにもなる未来が。 どんな想像も入り込む余地がある。 子どもは不完全な存在。 …